生きにくいシリーズ
新しく書こうと思います。
僕はちょっと神経質というか気にしすぎるところが色々あるんですよね。もっと楽に生きれたらと日々思います。
そんな僕が日々生きていて感じたことを書いていきます。
※今回の記事では映画バグズライフとトイストーリー3のネタバレが含まれるので、まだ観てない人は記事を読まない方がいいと思います。
泣いているイラストや酷い目にあっているキャラクターを見ると胸が痛い。
一番初めは【キャラクターやお話の登場人物が悲しそうな顔や表情をしているとこっちまで辛くなる】です。
は?どういうこと?と思うかもしれません。
実は私生活でもこの事を話した人は4人くらいですかね。頭が逝っちまったと思われそうなので話しませんよ(笑)
いつから発症したのか
事の始まりは物心ついた頃からですかね….絵本などのキャラクターが大泣きしていたり酷い目にあうと胸が痛くなるんです….書いてて今もアラサーのおっさんが「胸が痛くなるんです」とか言っててアレやなって思うんですが….
発症例と分析
まあ当時でいうと泣いた赤鬼とか、あと一寸法師で目を刺される鬼に対してですかね….
わんわん涙を流して退散….みたいなのが当時ほんとうに辛かった。そこまでするか?!一寸法師?!と。
あと教科書で泣いている悲しんでいる表情のものがあるとむりやり鉛筆でニッコリとさせていた小学生の頃。開くたびにウッってなるんですよ。
そして大学生のアルバイトでドラッグストアで働いていたのですが、ゴキブリホイホイの品出しをしていたんですよ。
あのパッケージってゴキブリが足に粘着のやつがついて焦ってあたふたしてるんですよ。
ああいうの見ると本当に胸が痛い….いやただの絵なんだけどね?!それはわかるんだけどね?!できればリアルなゴキブリがついている写真がよかった….
そのエピソードを人生で初めて当時の店長に話しました。
ゴキブリホイホイのイラストかわいそうっスよね〜?
店長「え?!どうした?!何も感じないわ!www」
当時はそうなのか?!これが一般的な考えじゃないのかな?!と疑問に思うが、どうやら世間一般の考えとしては何も感じないの方が多数意見のようだ。
迂闊なことをいって迫害されたら大変なのでこの考えは話さないようにしようと思いましたね。
あとはラインのスタンプですかね。現代っ子なのでアラサーでもスタンプ使いますよ。ええ。
ラインのスタンプで泣いてたりすることあるじゃないですか。ワンワン泣いてるんですよ。
そんなスタンプを送られたら、なんか可哀想なのでそのキャラクターが笑顔のスタンプをこちらから3個くらい送り返したりしますね。
僕はこれを中和と言ってました。心の中で。向こうからしたら謎にスタンプ連投してくるうざいやつだったかもしれませんね。しかも向こうは悲しんでるのにこちらは笑顔スタンプ送るという意味でもちょっとアレです。
後に気付くんですが、あくまでこの胸が痛い….ってなるのはデフォルメされたかわいいイラストやキャラクターに対してのようなんですよ。例えば普通のゴキブリだった場合はあまり何も感じないぞ….と。ひどい話だ。
考えてみたら闇金ウシジマくんとか普通に見ますしね。もちろん登場人物によってはかわいそう、、とかも思いますがなんか絵本やイラストに思うのとは違う。
あと映画やドラマでもそこまでは発症しませんでした。(中にはあの敵役あのあとどうなってしまったのだろう….とか….妄想で色々考えて少し辛くなることもありますが….庇護したくなるわけではない..)
だから自分なりにピクサーやディズニーものって少し避けている傾向があるんですよね。
映画たくさん見るのにそういうのは見ないね?!苦手なの?!と聞かれることも多いですが、苦手なわけではないんですよね。
大団円で終わればいいのです。敵役も改心して仲直りしてほしいという謎の思想があるので、そうならなかった場合またウッっとなってしまう。
ヴィランズ(敵役)がひどい目にあうと胸が痛いんですよね。なんなんでしょう。この現象。
職場で少し話に出たのですが、ピクサーでバグズライフという映画があります。
虫たちの映画なのです。デフォルメキャラクターがかわいい。
当時小さかった私はその映画にホッパーというバッタの敵役がいることもコロコロコミックかなにかの雑誌で知っていました。
そして子供ながらに【ああ、きっとこの敵役は、最後は悲惨な目にあってしまうのかも….かわいそう….】と妄想してしまい、結局親から誘われた映画も見にいきませんでした。
あと記憶が正しければマクドナルドのハッピーセットにバグズライフのホッパーのおもちゃがあったのですが、私は【ああ、きっとこのキャラは敵だし人気がないんだ….家に持ち帰ろう…うちに保護しよう…..】とあえてホッパーを選んだ記憶があります。
※調べたらハッピーセットに実在していたので記憶違いではなさそうです。
なんかそういう損というか、損とも言えないし納得した上なんですが、結果的にある意味損しているんですけど、そういう体験をしてきました。
ちなみにホッパーのおもちゃは今でも屋根裏で元気にしていると思います。捨てられません….
そんなこともあって記憶から薄れていたのですが、冒頭に戻って職場でバグズライフの話になった際にこの話をしてしまったんですね。流れで。やべえ….迫害される。と思いました。余計なこと言ったなと。
しかし職場の人たちは優しいので特に何も言わずに、ホッパーはひどい目にあってないよとだけ言ってくれました。
ふむふむそうなんだ!当時からの呪縛から解かれた気待ちで【バグズライフ ホッパー】と検索にかけたら
※ここからネタバレです。嫌な人は飛ばしてね。
ホッパーは最後鳥に食べられてしまいます。と出てきてしまいました。
職場で結構なダメージを受けてしまいました。別に映画見てないのに、なぜかこうなってしまう….生きにくい!!(笑)
そして悲劇は続きます。 (僕目線)
※画像はこの前ディズニシー行った時のピクサーイベント
トイストーリー4の放映を記念してかディズニー/ピクサーの大人気シリーズの『トイ・ストーリー3』(2010)が7月6日22時15分より、テレビ朝日系で本編ノーカット放送されたのです。
冒頭でも述べた通り、避けていたのですが初めてトイストーリーをまともに見ます。1.2は見たことがありません。
もうね、めちゃくちゃ面白いんですよ。びっくりした。
どんどん引き込まれて、CGもヌルヌル動くしストーリーも面白いしで。
さて物語は動きが出始めます。
※トイストーリー3ネタバレ含みます。見てない人はゴーバック。
サニーサイドでおもちゃの長老的なポジションのロッツォの本性が出てくるわけですよ。
えぇぇ、、トイストーリーにもこういう明確な敵役というか憎まれ役が出てきちゃうのォォと思いましたよ。僕は。
この展開はまずいぞと。悲しい思いはしたくないぞと。
ロッツォはイチゴの香りがするふわふわのテディベア….見た目が愛くるしい….やめてくれよォ….
という思いも裏腹にドンドン悪者感を出していくロッツォ。
昔持ち主に見捨てられて、戻った頃には代わりのおもちゃ(ロッツォと同じテディベア)で遊んでいたという悲しい過去も持っている。
そう、彼には性格が悪者に一変するだけの理由があったのですから余計にツライ。
ゴミ捨て場にウッディたちと捨てられてしまった時に、ウッディに一命を救われます。
ロッツォもその場でありがとうと感謝していて、一連の展開に、よっしゃ!!!と思いました。
これは協力してゴミ捨て場を抜け出して和解エンドだ!
よかったあああってね。
五分後くらいにはロッツォはウッディ達を見捨ててましたわ。オワタ。
その後リトルグリーンメンにウッディ達は助けられてハッピーエンド。
あれだけ悪さをしていたロッツォ以外のサニーサイドの悪者おもちゃ達も改心して素敵な場所になった。みんな手を取り仲良く協力してさ。
じゃあさ、ロッツォはどうなったの!
ロッツォは1人ゴミ捨て場から脱出したけれど….ごみ収集車のおじさんに見つかって
「お、小さい頃好きだったおもちゃだ〜」ってぎゅ〜っと抱きしめられます。
ここまでは、僕も見ながら(よかった、、可愛がってくれる人に保護されたんだねホロリ)なんて思ったのですが….
やはりウッディ達を裏切った分のツケを払わされてしまう….
ごみ収集車のフロントにくくりつけられ縛られてしまいます….辛すぎる。
ここに来てまた発症しました。胸が痛すぎる….かわいそうだ….と。
ちなみに現代ではツイッターというものが非常に発展していまして、その場の感想とかをすぐさまシェアといいますかみんなはどう思っているのかな?!ってのをサーチできます。
2ちゃんねるもそういう意味ではよかったのですが、まあツイッターの方が世間一般の声っぽいので…
僕も長年こういうのは気になっていたので、みんなは今この瞬間どう思っているのか!をサーチしましたよ!ロッツォがトラックに括られているときになァ。
そしたらね。意外とロッツォかわいそう!っていう意見が多かったのですよ。あ、1人だけじゃないんだァってすごくホッとしたしなんか嬉しかった。
ロッツォグッズをめちゃくちゃ集めている人も出てきて、ウチで可愛がってるからねと話している人がいた。感動した。
勿論ロッツォは当然の報いを受けた!ぬるすぎるくらいだ!みたいな意見も多かったです。
一番印象に残っているのは多分その方のお子さんだと思うんですが、ロッツォが憎すぎるあまり紙にロッツォを描いてビリビリに破いてました!っていうのが一番なんかキた。
なるほど、本当に感じ方は千差万別なんだなと思った。
ピクサー展かなにかで、ロッツォは嫌いだなって言ったら周りの人に彼もかわいそうなんだよとら責められた。みんな大人なんだと思ったとその人は言っていた。
また別の意見ではロッツォのぬいぐるみやグッズを持っている人トイストーリー3ちゃんと見た?!って言いたい。という意見もあった。
みんなすごく感情移入して見ているのがわかるし、さすがディズニーと思う。
人の感情を動かせる作品ってすごいよね。面白い、悲しい、怒り見事です。
トイストーリー3みた結果….なんだろう、、もちろんロッツォに辛い過去があっても、ウッディ達を裏切ったことには変わりないからね、許せない気持ちもわかるんだけれど。
なるべくみんなが幸せになる道を見つけて欲しかった….それを絶ったのもロッツォ自身なのですがね。
僕は映画を観た後Amazonでロッツォって検索してぬいぐるみをポチるとこでした。
ポチって自宅でめちゃくちゃ大事にするね。
そこまで考えてこの話もカッノに話したところやばいよ、こわいよ、そこまで考えないよ。ただのお話だよ。これは。と言われポチるのを思いとどまりました….ある意味全く影響されないカッノが一番大人なのかもしれない。(なお今でもほしい物リストに入っている)
やはりこういう展開があるからいくら面白くても最後に(僕個人は)悲しい気持ちになってしまうので、今後も避けて生きなければ….と思いました。改めて。トイストーリー4どんなストーリーに仕上がっているのでしょうか。
…結局気になります。
おわり