今回は青木ヶ原樹海を散策します。
富岳風穴を探検して次は鳴沢氷穴に向かうぞ。
青木ヶ原樹海と言っても東海自然歩道に指定されている道で散策に向いていると言える。
山ほど起伏はないし平坦で歩きやすかった。
東海自然歩道ってなに?
恥ずかしながらこの歳まで知らなかったのだが11都道府県を跨いで存在する超長距離自然歩道の名称との事。
その歴史はというと意外と近代。
1970年から着手し1973年に概ね完成した自然歩道のようだ。
![](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/phonto-1-e1720739511123.jpg)
そして発案はなんと厚労省!
そんな事をやっていたとは….後に担当は環境省に移行したようだが。
目的はというと観光レクリエーションマナーの啓蒙と地域社会の発展に寄与するためなんだって。
自然歩道が通過しているところは関係団体が協力し観光に力を入れているようだ。
今回はそんな自然歩道の超超一部。
山梨県の東海自然歩道樹海コースの一部である富岳風穴〜鳴沢氷穴間を歩く。
およそ30分の道のり。
鳴沢氷穴までの道スタート
![f:id:cb125250zzr250:20200621163528j:image f:id:cb125250zzr250:20200621163528j:image](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/2022/09/20200621163528.jpg)
楽しかった風穴を後にし出口を出る。
写真よくみて欲しいんだけど出口の看板多すぎて本当じわる….
ゲートにある小屋の脇に東海自然歩道は伸びている。
ここがスタートだ。
案内の看板も出ている。
- 自然歩道を使う場合は30分。
- 国道の歩道を使う場合は15分。
- マイカーだと2分。
それぞれ好みはありそうだが樹海コースを強くお勧めするぞ。
あと夏の国道は遮るものがなくてとても暑そう。
![](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/img_5455-150x150.png)
今でも暑かった….
![f:id:cb125250zzr250:20200621163434j:image f:id:cb125250zzr250:20200621163434j:image](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/2022/09/20200621163434.jpg)
ワクワクします。
これが樹海….!!!
全体的に細い木が立ち並ぶ。
樹海に生えている木の特性なのか樹齢300年でも太る事なく互いに抱き合うように密生している。
木が密生しているから日差しは入ってこない。
まさに木漏れ日。
ただ樹海というだけで目に写るものが少しおどろおどろしく見えるのは気のせいなのだろうか。
苔が非常に美しいのだ。
一体何年かけたらこんな立派な苔に成長するのだろうか。
そこら中緑で目に優しい。
自然が豊富で楽しい。
看板….ここが青木ヶ原樹海という事を思い出させる。
歩く時間帯や人数によっては後ろからどこからともなく管理人?の方が付いてきて….
声をかけられるんだって。
それは勿論自殺防止の為なんだ。
看板だけでなく声掛けも行なって救える命を助けてくれている。
精進湖と鳴沢氷穴の分岐点
ここでT字路に突き当たる。
右に向かうと精進湖に向かってしまう。
今回は鳴沢氷穴に向かうので迷わず左へ。
細い倒木。
倒木はちょくちょくあったが全く問題にならない。
起伏もこのくらいかな?
最初見た時はコンクリートに木が生えているのかと思った。
これも溶岩なのかな….にしては平らだ….
前回のガス孔のように含まれていたガスが地中に逃げて出来た空洞だろうか。
道がそれたら即迷うレベルの原生林。
切り倒された木。
苔の城。
![](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/phonto-1-e1720739511123.jpg)
全てが楽しい。
東京では見れない光景だ。山梨スゴイ。
勿論東京といっても奥多摩….かつ登山道から外れた山にはこういう景色もあるが….手軽には見れない。
![f:id:cb125250zzr250:20200621163546j:image f:id:cb125250zzr250:20200621163546j:image](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/2022/09/20200621163546.jpg)
奥は気になる….行ってはいけない。
誰にも会わない。
そういう意味では静かな散歩となった。
しかし森には鳥が沢山いて賑やかだった。
分岐は他にもあったがいずれもトラロープが張られて立ち入りは禁止されている。
これまた奥が気になるが….
危険な道を行かずとも道沿いには溶岩洞窟などがあり飽きさせない。
前日雨だったが水たまりも全然ないことに驚いた。水はけよく木が吸ってしまうのだろうか。
切り株。
代わり映えしないように見えて全部違う。
ただ一日中歩いていたら流石に飽きるかもしれない。
この写真結構お気に入り。まとわりつくように木が生えていて….AKIRAの浸食シーンみたい。
倒木2。跨いでいく。
盆栽のような。溶岩。
ネジ切れた木。
その通り。美しい自然を次の世代に….
山梨県がとてもよく管理しているのが東海自然歩道に関しては感じました。
新しい命。
植物に詳しくないので分からない….
洞窟多数。洞窟とは言わないかもしれないけどね。
![f:id:cb125250zzr250:20200621163159j:image f:id:cb125250zzr250:20200621163159j:image](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/2022/09/20200621163159.jpg)
点在している。
通り抜けできるわけでも入れる訳でもない。
でも気になってしまうよね。
一個ずつ覗き込んでみた。特になにもない。
東海自然歩道は、八王子と大阪・箕面を結ぶ1都8県2府に及ぶ全長1697.2kmの自然歩道。
東京から大阪。それぞれ歩いて探検したいね。新しいカテゴリ作ろうかな。
![f:id:cb125250zzr250:20200621163609j:image f:id:cb125250zzr250:20200621163609j:image](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/2022/09/20200621163609.jpg)
とりあえず山梨県の一部歩けた。
蜘蛛の巣があるので気をつけよう。
周囲がぐるっと空洞になっている。
これは屋根が落ちたように真ん中が陥没したことで出来た空洞だと思われる。
夜に来たらどんな顔を見せてくれるのだろうか….動物はリスを発見した。
もうそろそろ30分くらい経つ。
緑のトンネルが現れた。
これは美しい。
時折変な音が鳴り響いていて不気味だった。
映画だったらチェーンソーを持った化け物に追われるところだが特にそういうこともなく。
鳴沢氷穴の駐車場に到着。
結構観光客で賑わっていた。
どうやら樹海でのんびり散策しすぎたようだ。
気づけばお昼前!
はやく氷穴も探検しなきゃ!
鳴沢氷穴編へと続く。
今回のルート
Googleマップは国道経由のルートです。実際は東海自然歩道を歩いています。
![](https://www.kanzaki3.com/wp-content/uploads/2022/09/20200620194926-300x225.jpg)