今回はジェットウォッシャーの話です。
私もついに30代。口腔ケアが必要な年頃です。
口腔ケアに関しては結構敏感。
結論
- ドルツのジェットウォッシャーは習慣化してやったほうがいい。
- 2週間で歯周ポケットの改善ができた(4mm→3mm)
- 患部以外は(3mm→2mm)
- 使わなくなると元どおりになってしまう….
- 歯医者の勧めるコンクールジェルコートFも改善に役立った。
※個人の体験談・感想です。
とにかく虫歯がないことが自慢だったのだが大学生の頃に初めて虫歯になってしまって以来ちょこちょこと歯医者との付き合いが始まった。
大学生の頃フロスに出会ったときは衝撃的だった。
まじであれは時を遡って子供の頃からやっておくべきだったと後悔した。
初めてフロスをした時は臭すぎてびっくりしたからね。
ドブ….ドブですよ。
わざわざ嗅がなくてもわかるくらい臭かったからね。
これ一番使いやすい。フロスに関しては様々なものを試してきた。
微妙なものを多く経験してきた結果GUMのワックスつきが最強。
若い人は歯間が狭いのでフロスが入りにくいんだよね。
これはワックスにより隙間のない歯間に入りやすいのが利点。
そして水を吸うとふくらむフロスも汚れを絡めてよい。
以来フロスを行うようにしているわけだがまあまあめんどくさい訳です。
まあそんな面倒くさいフロスも何年も続けていると習慣になってしまうのですが大人になってからジェットウォッシャーなるものを知りました。
ジェットウォッシャーとは?
機械から出る超音波水流を歯間や歯周ポケットに当てて汚れを洗い流す口腔洗浄器。
ノズルから水を噴射する際に水流の中に気泡を作るんだよね。
その気泡が歯に当たって弾ける力を利用して歯間の汚れや歯周ポケットの汚れを取るって機械。
これ便利そう….早速実生活で周りの人に聞き込みをしてみた。
すると周りで知っている人がほとんどいなかった….(今はもっと世間に浸透してると思う!
これは買って試すしかない…ちなみに友人と共に家電屋さんでおそろいで購入。笑う。
ドルツのジェットウォッシャーを購入
ドルツがジェットウォッシャー界隈の王だと思う。とりあえず間違いがない。※Panasonic
当時最新式だったものを購入しました。
これが一番インテリアとしてもかっこいい。
商品レビューでは使い始めはザリガニの匂いが口から出てきたとか血のドブが出てきた….とか見るに耐えない凄惨なレビューが多かった。
口腔状態が悪い人が使うとジェット水流に歯茎が耐えられず出血してしまったり隠れてた歯垢がたくさん出てくることによる臭さなのだろう….
私もこれを体験できるのか….!
少しワクワクしまう自分がいた。
いや、自分の口からドブが出てきたら嫌だけど心のどこかでそれを楽しみにしていた自分もいたのだ….フロスの感動をもう一度味わえるのか….
蓋。ここから水を入れるのです。
一回につき一回の給水で十分。
多すぎるくらいかも。二回はできるかな?
初回は楽しすぎて何回も給水してやったけどね!
ちなみにタンクは分離可能で本体ごと水道に近づける必要はない。
水を補充するのがラクチンだし、洗うことができるのか衛生的で良い。
操作ボタンは簡単。
ノズルはクリアでcool。
ちなみに背面にあるボタンを押してノズルは交換可能。
汚れたら交換は勿論だが家族で共有することもできる。
また面白いなって思ったのが、掃除用ノズルを購入して洗面台掃除のためケルヒャー的な使い方してる人もいた….
取り外しが可能。
それにしても購入から2年ほど経っているが結構大事に使っていたので綺麗で良かった…
早速実践してみた。
スイッチオン!
ドゥルルルルルルル….まるでエンジンのアイドリングのような音が響く….結構うるせぇ….
こんな農耕機みたいな音をさせてる機械から出る水流絶対やばいやろ…と私の直感が告げていた。
こんなもん口にぶち込むの….
口にぶちこむ。
〜やってみた〜
ブシャッタアアァァァァ….顔面に飛び散る水流。
水流が強すぎて歯に当たった瞬間弾け飛んですごい顔にかかった。
これはおそらくジェットウォッシャー使い始め8割の人が経験するだろう。
ゴボォ、ゴボォ….と陸地で溺れそうになりながらも何度かやってみた。
これ気持ちいい……..すごい洗えてる感….
事実効果もあり習慣化していた時の定期検診では何もいうことないですね、よく磨けててケアできていますって言われていました。
ちなみに私は歯磨きがまじでヘタクソで歯ブラシだけだった時代に褒められたことは幼少期から一度もない….
だからフロスと今回加わったジェットウォッシャーが最高の助太刀アイテムだと確信した。
肝心の口からドブ経験はあったの?
なかった….多分日常的にフロスを行なっている人はこれ実感できないだろう。
いや、いいことなんだけどね。ちょっと残念。
フロスをやってない歯磨きだけの人は多分血が出たりすると思う。あとドブね。
それほど強烈な水流。
フロス国民の歯茎なら多分水流MAXでも耐えられる。
しかし使いはじめは念のため真ん中くらいの強さからスタートしよう。
強さの段階はこのボタンで操作。
こちらも非常に分かりやすい。
左から弱める、強める、電源。
こういう毎日使う物はシンプルなのが一番。
そう思いませんか。
〜実践に関する地味なコツ〜
まず使いはじめは強さを半分くらいにする。
そしてとりあえず口を開けたままジェットウォッシャーはしない方がいい。
歯に当たった水流が跳ね返り洗面台が汚れるからだ。
口を閉じてノズルの先を歯の歯間にあてるようにして水流を出すとうまくいくぞ。
慣れてくると歯と歯茎の溝に当てるようにノズル進めると歯周ポケットもケアできるはずだ。
これを日常的に行おう。
歯周ポケットの話
ここまでさもずっとやってる風に書いてきたが私自身はドルツを2018年ごろ購入して2019年ごろまで使用。
その後引越しなどにより2019〜2020年は行わなかったのだ。
結果….2020年某月軽度歯肉炎になってしまったのだ….
1年ぶりに歯医者行くかーなんてぶらっと寄った歯医者で神崎さん一部歯茎のポケットがちょっと深いですねぇ….なんて言われてしまった。
特に右の犬歯付近は深さが4mm。
一般的に2〜3mmと言われる歯周ポケット。
ちなみに健康な歯肉は2mmが目安だ!
これはなぜかというとブラッシングで届く範囲がその深さであるからとも言われている。(歯医者さんが言ってた)
つまりそれ以上の深さになるとそもそもブラッシングできない→さらに歯周病が進む。というわけだ。
歯周ポケットの深さを測るには針状?の鉤爪みたいな恐ろしい器具(ポケットプローブ)を歯茎にぶっさす(盛ってます、軽く差し込むだけです)
これがまた地味に痛くて体をビクンビクンさせてたらこの痛みってのも歯肉が炎症起こして敏感になってるからこその痛みらしい….
まじかよ….めちゃくちゃショック….結構複数箇所ビクンビクンポイントがあってそれだけやべえ歯茎ってこと。
これが30代ってやつか….()
〜改善までの2週間頑張ったこと〜
とりあえずフロスは毎日続けた。
正直フロスはずっと続けていたので大丈夫だろうという慢心があった。併用してこその健康だったと気付かされた….
歯磨き粉を変えてみた。
歯医者がとにかく勧めるコンクールFジェルコートを購入した。
私、薬剤師なんですけど複数の歯医者が患者にこれを勧める。
だから結構な頻度で「コンクールってあります?」って聞かれる。
新人の時はコンクールってなんや!って感じだったね。まあ今回自分の行ってた歯科医さんには勧められなかったけどこれを機に試してみることにした。
ドルツのジェットウォッシャーを再開した。
もう音とか気にしてられない!
ドゥルルルルル….懐かしいぜ….この音。
愛車を愛でるようにして口に水流をぶっ放した。
!!!!!!!!
い、いてぇ….!!!!!!
まじかよ、ジェットウォッシャーで初めて痛みを感じたのだ。
それだけ歯茎が弱ってるってことかよ!!!
これまためちゃくちゃショック。
水が飛ばないようにするためではなく痛みから私は水流をMAXから下げた….屈辱的だった….
そして患部の犬歯付近を行うと….
!!!!!!!!
鉄の味!!!
そう、私の弱った歯茎は水流に耐えきれず出血したのだ….まさか2年越しでこれを経験できるとは….加齢のせいなのか、サボっていたせいなのか。
吐き出すと赤い。見事な出血。
こうして初日が過ぎていった。
….そしてそれらを習慣化して2週間後。
そこには水流MAXで洗う男の姿があった。
痛み?出血?全然ないですねェ。
メジャー帰りの野球選手のような雰囲気をまとった男はその足で歯医者に向かった。
「コールドゲームを見せてやりますよ」
審判(歯医者さん)「バッチリですねぇ、これでおしまいでいいですよ」
って事で2回で終了しました。
結論で書いたように歯周ポケットは1mmずつ改善していた。
犬歯付近と一部は4mmから3mm。
それ以外は3mmから2mmへ(健康な歯肉!)
残念ながらコールドゲームほどまではいかなかった、なぜなら3mmポイントも数カ所あったからだ。
しかし2週間でここまで改善するもんなんですね。正直歯肉ってそんなすぐ締まらないだろ….って思ってました。
そして引き続き行って全ての歯周ポケット2mm以内を維持したいですね。
やらないとやっぱり歯茎が弱るんだなって思いました。
ただ適切にブラッシングできている人には不要のものかもしれません。
私のようにブラッシング自信がねぇ….って人には強くお勧めします。
ドルツ ….ドルツェ……..ドルツェ&ガッバーナ。
歌詞改変して遊びたいけJ○SRAC飛んでくるんでやめときます。
おわり