【呼ばわり山】今熊山来訪記録:廃道経由で金剛の滝を目指したが断念【今熊神社】

当ページのリンクには広告が含まれています。

今熊山という山をご存知でしょうか。

東京都の五日市市に存在する今熊山。

505mと低山ながらさまざまな顔を見せてくれる面白い山でした。

今熊山・今熊神社には駐車場がある

これはマイカー登山者にとってはマジで重要。

林道の中に放置していく人もいるが邪魔になる可能性もあるのでできない。

やはり公式駐車場という存在はありがたい。

f:id:cb125250zzr250:20210904112129j:image

バイクなので端っこに駐車する。

どの車も出し入れができるところを計算して置く(当たり前のことだけどそれが出来ない人も何故か多い。謎だ。)

トイレがある

駐車場にはトイレもある。これもありがたい。
f:id:cb125250zzr250:20210904112138j:image

結構綺麗なのでここで用を出しておこう。
f:id:cb125250zzr250:20210904112133j:image

駐車場はこのスペース×2くらいはある。

しかし下山する頃には満車だったので早朝以外は停められないと考えたほうがよいだろう。

今熊神社

早朝すぎて人気がない。
f:id:cb125250zzr250:20210904112158j:image

立派な神社である。

実は元々山頂に本殿があったようだ。

しかし昭和17年にハイカーによる火の不始末により焼失。

昭和51年にこちらに移転したようだ。綺麗だったのは比較的最近建造されたからだった。f:id:cb125250zzr250:20210904110101p:image

挨拶を済ませ登山口へ。

f:id:cb125250zzr250:20210904112330j:image

灯籠もあり雰囲気満点。

階段ゾーンです。
f:id:cb125250zzr250:20210904105842p:image

購入したばかりのmont-bell装備でご機嫌。

アウターから登山靴まで全身フルセットで購入しました。彼女が登山にハマってくれるのであれば安い買い物です。

現在は自粛で山にも行けないけれど、今でも登りたがっているので買ってよかったと思う。

f:id:cb125250zzr250:20210904105832p:image

比較的丁度よく気持ちのいい道が続いているのだ。
f:id:cb125250zzr250:20210904105721p:image

準備運動を兼ねてのんびり登りつつ….

奇岩スポットと今熊山の歴史

不思議な形をした岩を眺めるポイント
f:id:cb125250zzr250:20210904113557j:image

少し登りが急になりアドベンチャー感がある。

f:id:cb125250zzr250:20210904112403j:image

ゴツゴツした岩肌で登山靴を慣らす。
f:id:cb125250zzr250:20210904112408j:image

ここは天狗岩です。と書かれているけどよくわからなかった。(笑)ぜひ探してみて。
f:id:cb125250zzr250:20210904112413j:image

奇岩スポット。らしい。

f:id:cb125250zzr250:20210904120951j:image

【亡き父】….とうっすら読めるが….情報はなかった。今度行った時にしっかり読んでこようかな。

実は今熊山は霊山として信仰があるらしい。

探し人、呼び人が見つかると有名なんだって。

その信仰から【呼ばわり山】なんて言われてそうな。

詳細な歴史はこちらからチェック!

展望台①

こちらが第一の展望台。

登って30分もしないうちについたような。
f:id:cb125250zzr250:20210904105707p:image

丁度作れ出すタイミングなので助かる。ハイキングにちょうどいいや。
f:id:cb125250zzr250:20210904105700p:image

展望よし。

今熊山からは場所によってスカイツリーも見えるようだが、この日は雲が厚く確認できず。

f:id:cb125250zzr250:20210904105645p:image

霊山らしくなってきました。
f:id:cb125250zzr250:20210904110036p:image

聖域感がすごい!
f:id:cb125250zzr250:20210904105634p:image

道は少しだけ開けた。ルートのバリエーションが多くて楽しい。
f:id:cb125250zzr250:20210904105913p:image

トレイルランのコースにもなってる今熊山。

ここら辺はたしかに走りやすそうだ。

展望台②トイレあり

そんなに歩かないうちにまた休憩スポット。

今度はトイレもあるので嬉しい。
f:id:cb125250zzr250:20210904105825p:image

ここはトイレが目の前なのでご飯とかはもう少し我慢しても良いかもしれない。
f:id:cb125250zzr250:20210904110012p:image

さっき休憩したばかりなのでスルーしていく。
f:id:cb125250zzr250:20210904105927p:image

立派なトイレだ。
f:id:cb125250zzr250:20210904105817p:image

トレランのコースにも選ばれているのもトイレがあるからっていう要因も大きそうだ。

山頂の今熊神社

先程焼失したと書いたが、完全に無くなったわけではないのだ。

その予兆はこのあたりから….
f:id:cb125250zzr250:20210904110030p:image

遺跡感がある。

リアルダンジョンっぽくて上がる。
f:id:cb125250zzr250:20210904105803p:image

こちらが今熊神社か!と思ったが….f:id:cb125250zzr250:20210904105906p:image

よく見ると今熊開運神社とある。

ちょっと違った。
f:id:cb125250zzr250:20210904105809p:image

この辺り….本当に遺跡感が強くて今回の探検ではここが1番お気に入りの道となった。

今熊山山頂

ついに山頂へ到着!
f:id:cb125250zzr250:20210904105848p:image

お昼ご飯はここで決まり。

帰り際はおばちゃま達がご飯を食べていた。
f:id:cb125250zzr250:20210904105943p:image

山頂の奥に今熊神社がある。
f:id:cb125250zzr250:20210904105607p:image

歴史を学びつつ….
f:id:cb125250zzr250:20210904105727p:image

今でも参拝の方達がいるようです。

f:id:cb125250zzr250:20210904122416p:image

お社はコンクリート化されている。

全体的に白基調で面白い。
f:id:cb125250zzr250:20210904105859p:image

その脇を通り過ぎるようなルートになる。

城みたいでかっこいいぞ。
f:id:cb125250zzr250:20210904105748p:image

?!
f:id:cb125250zzr250:20210904105626p:image

これは一体….
f:id:cb125250zzr250:20210904105601p:image

なんとよく見るとお稲荷さま。

砕け散っている。
f:id:cb125250zzr250:20210904105920p:image

いったいここで何が….

f:id:cb125250zzr250:20210904112534j:image

雰囲気。周りをよくよくみて観察していると….

これは鳥居であると納得ができた。

おそらく鳥居の上に飾られていたお稲荷様達が鳥居崩壊と共に落下破損….

その後バラバラになってしまったのを安置されていると思われる。

f:id:cb125250zzr250:20210904112749j:image

周りを見ると壊れた残骸が。

地震の影響だろうか。この辺りは台風でかなりの被害を受けたのでその影響かもしれない。

f:id:cb125250zzr250:20210904112611j:image 

下山方面。

行きと変わって殺風景となり少し急勾配。
f:id:cb125250zzr250:20210904112615j:image

どこも同じに見えるが基本的に一本道。
f:id:cb125250zzr250:20210904112620j:image

濡れた岩肌と落ち葉でかなり滑りやすくなっています。
f:id:cb125250zzr250:20210904112636j:image

慎重に一歩一歩を踏みしめていく。

ここマジで危険です。

エクストラステージ

地図にない道。

※危ない上に行き止まりなので行かないほうがよいです。
f:id:cb125250zzr250:20210904112631j:image

昔使われていた道なのだ。
f:id:cb125250zzr250:20210904105613p:image

明るさをいじらないとこんな感じ….

鬱蒼としている。
f:id:cb125250zzr250:20210904105639p:image

初めは良かったがすぐに倒木にあたる。
f:id:cb125250zzr250:20210904105742p:image

助け合いつつ歩いていく。
f:id:cb125250zzr250:20210904105715p:image

引っ張り上げたり….
f:id:cb125250zzr250:20210904105935p:image

道なき道を進んでいく。
f:id:cb125250zzr250:20210904105958p:image

た、たのしいいいいい。
f:id:cb125250zzr250:20210904105755p:image

どんどん鬱蒼としてくる。
f:id:cb125250zzr250:20210904105949p:image

(一応道はあるけど….)
f:id:cb125250zzr250:20210904105618p:image

彼女もこなれてきて倒木をヌルリとスルーしていく。
f:id:cb125250zzr250:20210904110005p:image

ヌルリ

….

で結局土砂崩れで行き止まりでした….

最終地点の写真がなくて申し訳ないのですが、蟻地獄のように砂が崩れていました。

とてもカメラを構えてる余裕がなかったです…

途中道も消えており中々スリリングでした。

こっちかなーと進んでいくといきなり崖になったりする所もあり危険でした。

滝の音が激しかったことから金剛の滝に繋がる廃ルートだと思われます。

 

今回はあえて謎な道を通ってみましたが、今熊山を道なりに下山していくと普通に金剛の滝に着くようです。

僕らの後から登った人が普通に今熊山から金剛の滝に辿り着いていました。

※金剛の滝はコチラ

www.kanzaki3.com

f:id:cb125250zzr250:20210904112907j:image

帰りはバイクがあるので元来た道を戻りました。
f:id:cb125250zzr250:20210904112902j:image

もう立ちたくないとぐずる人。
f:id:cb125250zzr250:20210904112853j:image

どっと疲れたね….
f:id:cb125250zzr250:20210904112857j:image

….でも生きてるって感じがして最高でした。

登山して無事帰宅して家で昼寝して食べる夕飯は美味いので早くコロナ終わってくれえええ。

おわり



目次