ブログもこなれてくると訪れたところに関してちょっとした情報や豆知識、歴史的背景みたいなもん入れたりして資料のように仕上げたくなるんですよね。
それが検索で訪れた人の役に立つし自分が後から見ても情報を振り返れるから助かったりする事もあります。例えば施設だったら開く時間書いたりアクセス書いたり....
でもそのために資料調べたり検索したり色々手間なんですよね。
そしていつの間にか書こうとしてたことを忘れてしまう。
....そんなんじゃないだろ....
行ったその時の感想をそのまま残すことの方が大事だろッッッ。
俺による俺のための備忘録ブログ。
いつしか外部に向けた商業サイトになってやがる?!!....なにを小綺麗になってやがる....そんなんじゃないだろコノヤロウ....
って訳で今回は構成も何もかもガン無視して脳死感想述べていきます。画像多数です。
出発は町営鳩ノ巣駐車場
始まりの地はこちら。いつも車は満車です。
なぜなら登山客やむかし道を歩く人たちが停めるから。アクセスがいい無料駐車場です。
車はよほどラッキーか早朝に行かない限り停められないと思う。
線路が走る。この橋が既に素敵。
横断歩道を渡ります。
車が途切れなくて地味にこわい。
喫茶店があったりしてオシャレ。
双竜の滝を見ていこう
奥多摩にはまだまだ知らない滝が多い。
るろうに剣心に出てきそうな名前の滝。
飛天御剣流【双竜の滝】
降りてこう。
サイレントヒル味のある階段。
楽しい。楽しすぎる。
?!!!!!!
ナニコレおもしろ?!!!
コンクリート迷宮。
入り組むコンクリート。合間の木材。
たまんねぇ。
わかるかな?!この中間層がたまらない。
まるで子供の時に木の上に秘密基地を作ろうとしたあの思い出みたいな....そんなワクワク感がこの建物を見た時に私を襲った。
素晴らしくてため息しか出ない。
しばらくぼーっと上を眺めてしまった。
興味ない人が見ても1ミリも共感を得られないと思うがわかる人にはわかると思う。
とにかくこの建築物に興奮した。
階段を降りると分岐。右手は立ち入り禁止。
素直に従う。多分旅館に繋がってる。
味のあるライト。何年製でしょうね?
双竜の滝は近い。
なぜなら水の轟音が響いているから。
というかもうこの位置から見えます。
私はココで滝をぼんやり見ていたらだいぶ後ろから老夫婦が降りてきているようだった。
なぜか階段の上部の段階で老夫婦は「ありゃこの先行けないっぽい!」と話して引き返してしまった。
行けるんだけどな....と思いつつ大声で上に向かって行けますよーー!と叫ぶのも変なのでスルーした。
滝は地味といえば地味だが不可侵な渓谷に落ちていく感じが素晴らしい。何気に高い。
滝の反対には渓谷にかかる廃墟。
横を見れば先程の建築。
なにここ天国かな?
謎の滝、渓谷の廃墟、謎の増改築建物の3点に囲まれたこの中心地で確かに感じたマイナスイオン。
クリステルに言わせたい【お・も・て・な・し】
こちらは廃墟のテラスです。
おもてなされてる(?!)
そしてお社にある癖のあるお賽銭。....まだ置く余地はありましたよ。下の二段空いてます。
行った時は鏡餅が置いてあった。めでたい。
誰かが定期的に訪れているのかな?
先を進むとひしゃげた手すりと小さな階段。
昔の石階段って加工するのが大変なのかみんな小さいよね....現代人の足を置くと踵がはみ出ます。植物が生い茂っていたので断念。最近すぐ諦めちゃうの良くないね....前みたいに後先考えずどんなとこにも突撃しないとやっぱりダメだ。大人になると色々と保守的になってダメね。つまんねえ大人だよ、ほんと。
鳩和荘
そうはいってもまじでいい歳なのでやはり法律は犯せないわけで....廃墟にも入ってません。
やはり侵入する人も多いのか廃墟周辺には防犯カメラ作動!の文字がたくさんありました。
ベニヤ板で塞がれていました。
窓から覗いてみる。ちなみに窓ガラスはない。
並べられたおちょこ。絶対これ後から誰か置いただろ!こういうの夜見るとビビるから!
今まで廃墟系で1番びっくりしたのは学生の時訪れたゲームセンターの某廃墟にて生首のマネキンが鍋の中に入ってた事かな....なんで鍋の中入れてんだよ....めちゃくちゃビビりました。
時の止まった看板。電車についてそう。
そこが抜けたポスト。
後ろにはうっすら空いてるドア。
どこから落ちてきたのか....屋根?壁?
情緒ある道を進みます。なんだか懐かしみある。一度も通ったことないけどさ。
ついに正面玄関!これが鳩和荘!
これがフロントの看板だ!!ご丁寧に【フロント】って書いてあるよ。
比較的綺麗に残っている。さらに私を感動させたのは次の看板。
こちら。こういう看板って取り外されてることが多いのにちゃんと残ってる!
むかし絵の宿....値段も記載されていた。
1泊2食付き13,000円。民宿も多い奥多摩方面の中では比較的高額な宿泊費なのではないだろうか。....しっかり旅館だったようだ。
カラオケ施設ありのワンポイントに時代を感じてしまう。
廃墟あるある。ベロンとした屋根。
これ本当剥がれがちね。腐って重みで垂れ下がるのだろうか。夜に見るとかなりビビる。
これは後付けだろうね。ベランダから中に入られるのを防ぐためだろうか。フェンスがある。
こちらフロント前に投棄されたゴミ。後から捨てられたのかこの旅館のものか全く不明。
....エロ本ではなかった。
龍の置物なんかあって笑いましたね。京都のお土産で中学生買いがち。
うっすら空いてる正面玄関。
哀しいけどもう自動で開くことはない。
おっと、壊れた看板発見。
これさっきの双竜の滝でワロタ。
観光地化されているのかされていないのか全く分からないな。
てっきり手すりが新しいから最近も推してるスポットなのかと思ったけど、こういう状態を見るとやはり忘れられし観光スポットなのだろうか....
双竜の滝はGoogleのクチコミも辛辣な評価が多くレビューは2.9となっております....
Googleレビューの方も言っていたが廃墟を良しとするか否かで滝の評価もガラリと変わるね。
私はもちろん星5つ!
ここら辺一体素敵な景観だと思う。
こちらが正面からの全容。うーむすごい。普通もっと手前とかでフェンスがあるからこんな近くで撮影できたりするのは東京近郊ではやはり珍しいかも。栃木の廃墟も行ったが結構ホテルの手前にフェンスあるんですよね。
別に中に入るわけじゃないんだけどせめて入口手前までは行きたい派。
さて下の道に降りて行きます。
この時上からカップルが来て嫌でした。こんなところデートに使ってんじゃねェ!www....キャッキャしてて楽しそうでした(笑)
旅館っぽい窓。
こちらは開いてます。
さらに降りていくと....うぉ!なんだこれ。
ワクワクさせてくれる。
【何か】を運んでいたレール。
勝手に配膳とかかなーって思ったけどどうなんでしょう?配膳だったら外を経由するのは面白い。
騙し絵みたいな建物の造りに興奮。
見てこれ。目が発覚起こしそう。
どうなってるのこれ?
窓の大きさ全部違うの面白くないですか?
こちらからの風景はなんか寮みたいです。
下には双竜の滝からきた水が。泳げるほど綺麗では無さそう。たまたまかな?
侵入禁止のベニヤ板。
あ、なんか面白そうな建物が遠くにも見える!
これは寮みたいなところのベランダ。
荒廃した風景が広がる。こちらも柵に沿ってフェンスあり。といっても手前まではいけるので嬉しい。
下にも面白スポット広がってじゃねぇか....最高。ここら辺一体全部廃墟の村って感じでRPG感半端ないです。
ワクワクしすぎて今思い出してもソワソワする。
少し引きで。カメラで撮りたかった感もある。
Osmo Pocketとカメラと....ってやるのは流石に無理で動画からの切り抜きなんだけど....画質悪い....
ここはカメラのみでも撮影したい。ほんとに。
壊される前に絶対もう一度行く!
さて下につながるこの風情ある階段を降りましょう。
おいおい手すりと階段の一部が砕けてるじゃないか!すげえ!
立派な階段!頑丈です。むしろどうやってさっきの場所は砕けたんだ。
下にはポツンとベンチ。
別館なのか別の旅館なのかは不明だがこちらも立派な建物。
一面ガラス張りになっており中は大広間。
宴会場でした。こちらの大広間では夜な夜なさぞ盛り上がったのであろう....今は静まりかえっている。
ここから降りてきました。
階段最高。
ここは人がいて探検できませんでしたが神社のようになっていました。崖の上にお社があるの見えるかな?
下はやけに平なスペース。
何かを置いていたのか?
風情ある風景。
すいじんはし。赤い。ちょっと不気味。
なぜ字を赤くしたのか。怖いだろ。
奥に見える建物も全て廃墟。天国。
人が降りてきて会いたくなかったので奥のがれ場に避難。ところがこちらにも道があるようなんだよね。
という訳で誰もこなさそうな奥地へ。
なんと電灯が?!!ってことはここ元々道路とかだったのかな?!
よく見るとコンクリートで整地されていたっぽい形跡も。崩落して自然回帰したのかな。
電灯は崩れ落ちそう。
道は隆起し割れている。
下は渓谷。
綺麗だ。
基礎が見える。昔の風景を見たいところ。
さて戻ってきた。
結構人も増えてきたし帰るかーー。
壊れたシャッター。
誘うように開いているが....横にある大きな立ち入り禁止の文字が光る。
これが先ほど話した神社のようなところ。
今度また探訪してちゃんと調査してきます。
落書き。
この時前からやけにドタドタ足音を鳴らす男が降りてきた。足音デカすぎマン。
坂道を登る。
こちらも立ち入り禁止の文字。こちら側はどちらかと言うと管理施設っぽい感じでした。
建物が多く楽しい。
管理施設っぽい方は随分と綺麗な状態。
戻ってきた。チェックアウトします。
最高の遊歩道を歩いて....
奥多摩のサクラダファミリアを最後に目に焼き付けて....
帰ろう。
いつまで残されてるか。
こういうところは....次に行こうとした時には無くなっているものです。
近いうちに必ずまた行くぞ....
廃墟シリーズ
おわり