羽村動物公園について
個人的に人が少なくゆっくりと鑑賞できるので好きな動物園の一つである羽村動物公園。
それがヒノトントンZOOに改名されていたので、一瞬潰れたのかと焦った。
どうやらネーミングライツ制度により契約期間中の愛称変更のようだ。
※条例などで規定している正式な施設名称を変更する物ではない
ネーミングライツとは、企業が施設やイベントの名前を購入し、自社の名前を付ける権利のこと。
これにより、企業は宣伝効果を得られ、施設側は資金を得て運営に活用できる。
羽村市のネーミングライツ・パートナーに、日野自動車株式会社の応募があり、羽村市動物公園の愛称が「ヒノトントンZOO」に決定しました。令和4年4月1日からこの愛称を使用しています。
https://www.city.hamura.tokyo.jp/0000016098.html?utm_source=chatgpt.com

いろんな人が訪れて末長く愛される動物園であって欲しいので私も宣伝していきます。
というわけで訪れました。
ここには広い駐車場も完備されているので、訪れやすいのもお気に入りポイントの一つ。

駐車場は1日300円でした。
おおよそ200mほど歩いて動物園の正門へ向かう。
道のりは平坦なので楽な道のりだ。

正門にはカラフルな看板があり、写真映えするカワイイデザイン。
入場料は相変わらず安く心配になる。
18才未満 | 無料 |
18才以上65才未満 | 500円 |
65才以上 | 200円 |
市外在住でも18歳未満が0円というのも破格だ。

動物園って餌台など維持費がかなりかかるので、料金が安いと逆に心配になる…
園内の創意工夫が多く楽しめる
羽村動物公園改めヒノトントンZOOは動物だけではなく、職員さんたちの創意工夫が楽しめる。

いろいろな種類のネズミが手書きイラストになり折の奥の壁に展示されていたり。
箒でアセアセしているネズミがめちゃくちゃ可愛い。
刃牙風ネズミのインパクトもすごい。

手作りのジャックと豆の木があったり。

ヘンゼルとグレーテルに出てくるお菓子の家があったり。
クオリティが高すぎて感動する。
窓もクリアカラーのアクリル板で再現されていた。
この部分はこの材料で作成しているのか〜と感心するばかり。

ちなみに中は塞がれている。
これ中も見たかったが、イタズラされたりしてしまうと思うのでしょうがない。

カメ展示コーナーでは竜宮城テイストにアレンジされている。

本当に絵が上手い…展示の仕方が学校の文化祭っぽいところも好き。
子供がもう少し大きくなったらこのパネルだけでお話会できちゃうよ。
動物だけではないお楽しみポイントが多いので、園内隅々まで見て楽しめる。
もちろん動物もたくさんいる
シベリアオオヤマネコ
大人しく鎮座していてかわいい。
しかし前を通るとグルルと唸っていて地味に不機嫌だった様子。
隣にはサーバルも展示されいる。
シベリアオオヤマネコとの違いについて、細かく説明されいてるので現地でチェックしてみて。

キリン
伊豆アニマルキングダムほどではないが、羽村動物公園もキリンを近くで見られる。


大迫力のキリンゾーン。奥にいるキリンとは親子だそうだ。
ミーアキャット
トタン屋根のミーアキャットハウスがかわいい。
奥にはほんのり明かりが灯り、温かみを感じた。
100円で餌を投げ入れることができるので、もちろんチャレンジしてみた。

餌に興味がある個体もいれば、近くに落ちても知らんぷりな個体もいて面白い。

サービス精神旺盛なミーアキャット。
エサくれませんか?と語りかけてくるような半開きの口。
ついつい餌をあげてしまう。
サル
なかなかでかい猿山の麓に目を落とすとイノシシライダーがいた。

こんなことある?!と妻と2人で笑った。
完全に乗りこなしていて、猪(豚?)も嫌がる様子もなく乗られていた。
羽村動物公園の謎施設の数々
本物のSL
羽村動物公園の魅了はまだまだ続く。
個人的にここからさらに面白くなる。
まずはSLコーナー。
唐突なSLに度肝を抜かれるはずだ。
錆びまくっているのも怪しげな風情があって最高。


運転席に乗り込みたいところだが…

老朽化のためか立ち入り禁止なのだ。
動物オブジェ
密集して置かれている動物オブジェ。
なんだか動物たちから襲われている気持ちに陥る。
ジンメンを思い出した。
とりあえずまたがれる動物たちには全て跨って記念撮影をした。

個人的に一番のお気に入りはこのゴールデンエレファントだ。

渋めの金色と1体だけ超リアルに造形されているのも面白ポイント高め。
跨りやすさも含めてナンバーワンです。
謎ドカントンネル
昔の漫画ではお馴染みの土管。
近年めっきり見なくなった。そんな土管愛好家の皆さんは羽村動物公園へGO。

カラフルに着色された謎ドカンパラダイス。
選び放題、潜り放題です。
赤ちゃんをおんぶしながら潜るのはマジでかなり大変でしたが、なんとかずべての土管を潜ることに成功しました。

腰が壊れました。
ゲーセンコーナー
ここも今ではほぼ絶滅したデパートの屋上を彷彿させるようなゲームの数々で感動します。
電車好きが明らかに仕掛けてきているであろう偏りのあるラインナップにニヤニヤしてしまう。
レールパラダイスが目の前に広がる。

シュールな剥製館
多くは語りません命名【たけのこ】

剥き出しの電飾に無造作に置かれた椅子、からの命名たけのこ。
そんな異空間の片隅に追いやられた2軍の剥製たちを隙間から愛でます。

何度来ても面白い…そして定期的にどうなったのか視察したくなるそんな動物園。
まだまだ伝えきれない魅力も多い。
写真はまだまだありますが、キリがないので今回はこの辺にしておきます。