神秘の四万ブルー!四万川ダムと人造湖四万湖を探検してみた。

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四万ブルーという単語を知っているだろうか。

群馬県のとあるダムではエメラルドグリーン〜コバルトブルーの美しいダム湖が見られるというのだ。

そんな四万川ダムを散策してみよう。

※2019.4来訪です。

 

日向見公園

四万川ダムの堤高が下から眺められるので時間があればオススメしたい。

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今回宿泊した「四万温泉 寿屋旅館」から車ですぐの場所に四万川ダムはあった。

まずは下(日向見公園)から探検してみよう。(たまたま下からになったけど正解でした。下も含めて面白いよ!)

堤高の89.5メートルは群馬県が運営するダムとしては最も高いという。
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ドーーーーンと雄大。

立ってるところはベンチとかじゃなくて干からびた噴水です。

お城のように美しいダムでした。

とても綺麗ですが1980年から建設開始された。

なんと完成まで19年!1999年に完成した。

ノストラダムスの予言が世間を騒がせた年….

そして上と違って人がいないのでのびのび遊べる。
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下の方まで降りてきた。

とにかくデカすぎて全体を写すのは難しい。

実は….この日向見公園のどこかに普段は公開されていない職員専用の点検用エレベーターが存在するらしい….

ダムへの坂は非常に急で私たちも車を利用したわけだがエレベーターを使用するとひとっ飛びで上までいけるのだ。

なんと期間限定でエレベーターを一般開放している時もあるみたいなので詳しくは群馬観光サイトを参考にして欲しい。

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さて後述しますが奥四万湖であれだけ色が濃かった水….量や深さがないと青くは見えないんだ!!
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ちなみに終点はこんな感じ。

水と触れ合うためだけの道のようだ….水はめちゃくちゃ冷たかった。
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なにこれ….?これはなんと超巨大温泉マーク。

なかなかのモヤモヤスポット。

上から見ると普通に温泉♨︎となるわけ。

四万せせらぎ資料館

開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで

アクセス:関越自動車道渋川伊香保ICよりR17・R353で約1時間 ・JR吾妻線中之条駅より四万温泉行きバスで45分「四万温泉駅」下車、徒歩40分

運良くせせらぎ資料館の駐車場に停めることができた。ここは6台だけ駐車可能。

規模は小さいながらこういう施設がダムの近くにあるのは嬉しい。

ただダムだけ見るのみだとすぐ終わっちゃうから….ちなみにトイレもあります。

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めっちゃ面白そうなやつあるじゃん!!

完全に秘密結社のそれ。
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…まるで80〜90年代の特撮で出てくるみたいな機械。めちゃくちゃ興奮した(おれだけ)f:id:cb125250zzr250:20200502224807j:image

ダムの役割などをおさらいしたので再度外に出て探検。

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四万♨︎。錆が最高だな♨︎♨︎♨︎

ここはせせらぎ資料館の近くに小高い見晴らし台なんだ。
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これが奥四万湖の四万ブルーか!!!!

手前の木がちょっと邪魔だけどまあまあ見晴らしはいいぞ。
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東京のダムでここまで色付きは確かに見たことがないかも。

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それにしても絶妙に写真が撮りにくい見晴台で面白かった(笑)

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おれはこういう角度から見るダムが好きだから俺得な見晴らし台だな。

ダムや砂防ダムによく見られる右の階段みたいなやつ子供の頃降りられると思ってたな….

四万川ダム

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これが群馬一の高さ….!!

奥四万湖だけでなく建築物としても本当に綺麗なダムで感激した。

整列したブロックが幾何学的美しさを魅せてくれる。

四万ブルーの正体

物質は太陽などからの光を受けて、その光をと【透過】【吸収】【反射(散乱)】することで色がついているように見える。

純粋な水は知っての通り無色透明なわけだが銅イオンやコバルトイオンなどの光を吸収するものが溶けているとき水は青く見える。

炭鉱とかの水でたまにすごいのあるけど金属イオンが関係しているんだよね。

ところが人造湖である奥四万湖には不思議なところがある。

分析によると四万の水にはこれらの青く見える物質が多く含まれるという結果は得られなかったんだって….

実は四万湖ではアロフェンという物質が見つかってて、これが四万ブルーに関与していると考えられているんだって。

アロフェン(Allophane)は、アモルファスまたは結晶化度の低い水和アルミニウムケイ酸塩でできた粘土準鉱物らしいです。

初めて知った存在でした。

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実は先ほどの展望台よりここからの方が綺麗に見える。

これはよくパンフレットとかで見る色味。

写真は彩度をいじってしまっているが太陽が当たると本当にこれくらい綺麗に見えたよ。
普通の水の色とは全然違う。

上から日向見公園

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青丸が先ほどいた場所だよ。

とりあえず高くてすっごいね〜(脳死)

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漫画版ナウシカの最終巻で出てくる王族の墓みたいになってる。

高すぎてゾクゾクするけどおれはダム下を覗き込んだときのこのゾクゾク感がたまらなく好きなんだよなぁ….スリルを求める男….
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記念撮影。

いまいちどこからが映えるのかわからなかったので普通の写真になる。
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ミニチュアみたい。日向見公園である。

よく見ると中心の近くに【世のちり洗う 四万温泉♨︎群馬県】

このお洒落感皆無の文言いい味出してるよね♨︎

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こちら側はブロック感はない。
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お城みたいでしょ。

写真にも見えるけどダムによくある入れない謎の建物もいくつか真ん中らへんにあるよね。

もしかしてこれが噂のエレベーターなのか….?
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ここから吐水されるのかな。

すげえゾクゾクする。巨大なコンクリートの建築物っておれめちゃくちゃこわいんだよね。

ビルとかは平気なんだけどこういうのっぺりしたコンクリートはこわい。
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ところどころダムから飛び出すような建築になっているのでバッチリ撮影できるぞ。

人と対比させるとこんな感じ。

めちゃくちゃ大きいよね

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ちなみにこんな風に撮影しています。

この時はまだiPhoneしか持ってなかったな〜。

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滑り落ちたらボロ雑巾になる。

海外のダム動画とかYouTubeで見るのも結構楽しい。向こうのダムは規模がやばい。
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四万川ダムで結構遊んでしまった。
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次は群馬県の四万の甌穴群に行ってみよう。

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マンホールも面白いよ。

今回のルート

 群馬シリーズ

www.kanzaki3.com

おわり



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