あきる野市の戦車橋・横沢入地下壕。戦争遺構を求めて探検

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一日をブログでまとめるのも長くなってしまうものなんだね、、まだここまで1日の昼くらいだ!

写真が膨大だったため複数記事にせざるを得なかった。

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前回の記事の道を辿ると、、そいつはいきなり現れた?!!
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これは!!!!!

ついに見つけた!!!!

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念願の戦車橋!他の方のブログによると戦車ではなく、装甲車もしくは牽引車のフレームなのではという興味深い説もあった!

実は雑誌に答えが載っている!旧陸軍の試作牽引車の残骸のようだ。

牽引車というのは、速射砲や野砲を牽引するトラクターのようなもの。しかし、険しい道を行かなくてはいけないその性質から、履帯を装備していて見た目はほぼ「戦車」という訳だ。

製造は小松製作所でブルドーザーの祖先にも当たる車両のようだ。めちゃくちゃ面白い!!ほんとに貴重なものだな!試作って!!プロトタイプ!!!カッケエエエエエ

「九二式3頓試作牽引車」もしくは「九四式3頓試作牽引車」とのこと!

あくまで戦車橋は通称だ!しかしいずれにせよ戦時中の遺構がこのような形で使われておりまだ目にするばかりか、手に触れられるなんて、こんな貴重なことあるだろうか!!半世紀以上前のものだよ、、、
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さびてはいるが野ざらしの中全然問題なさそうだ。あきる野市横沢入の有名スポット。通称「戦車橋」小机林道の先だ。里山保全地域に入っている。
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錆びてはいるもののかなり堅牢。こんなに細いダクトのようなパーツもすべて折れずに残っている。

現在は冬ということもあり、草に邪魔されることなく、その勇姿を目に収めることができた!!
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もう戦争のなくなった平和な時代を眺める戦車橋。ここに争いはない。役目を終えた後も人々を支える道の一部となっている。空洞箇所にも実際土があったんだろうな、今では流れ落ち、ぽっかり口をあけているような形だ。よそ見しているとあしをくじくぞ!

まあこんな遺跡あればみんな目に留まるよね。とても異質だが、なぜかなじんでいる不思議な風景だと思いませんか。
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様々な場所に分岐が可能だ!今回はまだ予定があるので後に残し置こう。私は楽しみはとっておく、またここに来る理由になるからだ!
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下の文字を見るとお分かりだろうが東京都なのだ。
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平和。この段階で本日初めて人に遭遇した。
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冬の澄み渡る美しい空。
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腐り落ちた大木。
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開けてきた!
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と思ったら!

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なんだここは!
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噂の防空壕だ、、
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今はもう埋められていると思われる。使用されたかどうかは定かではない。
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実は横沢入り里山保全区域はこのほかにも数個防空壕が現存している。今回は探しきれなかったので、再訪する予定だ。

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さてこれが里山風景だ。東京都でここまでの景色を見るのはなかなか難しいのではないだろうか。

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とても長閑だ、、、人もおらず遠くで薪?を、割るような音と大木を切るチェーンソーの音がどこからか聞こえてくるのみ。
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冬だというのに汗だくだ!服を脱ぎ捨てる。
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この椅子まさかの未接着!木をただ乗せているだけだった!木のベンチによる天然バランスボール(ボールではない)油断すると転げ落ちるぞ。真ん中に座るのがポイントだ!
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白黒にするだけでこの絵面である。東海道中膝栗毛に出てきてもおかしくはない。むしろイメージ通りだ。まるでタイムスリップしたかのような感覚に浸れる。

2020.2リライト

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