すごい嫌な夢を見て起きた。
動悸がすごいし吐き気もする。今は4:45くらい。
飛び起きたのは4:44….不吉….
この4:44ぴったりの時間に悪夢で飛び起きる事が3月に入ってからもう3回目くらい。
普通に怖いんですけど。あまりに多いからスクショ撮り始めた。
メモしないと夢って忘れるよね。
でも本当は夢日記はつけない方がいいらしい。
頭がおかしくなるから(オカルトな噂でよく目にする。)
ただの悪夢というにはなんかリアルだったから記録しとく。
あとおれの深層心理が見えた気がしてすごい嫌だったからそれも書いておく。
夢の内容
中学校〜高校くらいで出会ったいじめられっ子達におれがいじめられるっていう夢だった。
なんかストーリーがあって昔つるんで遊んでいた他中の悪友たちが転校でおれの学校(夢の中では自分が中学生なのか高校生なのか大学生なのか分からないけど)に入ってきた。
でもおれはそこでいじめられててすごい恥ずかしくて情けなくて辛かった。
悪友たちとは初対面じゃなくて面白おかしく遊んでたという背景はしっかり残った上での設定らしい。
文字に起こすとなかなか意味不明だ。
文才がねぇ….
まあとにかく一緒につるんでた悪友たちにはこんなおれを見ないでくれ〜….でも現状いじめられてるからどうしようもない….みたいな葛藤感がすごい夢だった。
いじめられてても、そいつらの前ではカッコつけたいから「あいつらいつもおれにこんな感じでフランクに接しててさ(ヘラへラ)」みたいな自分の態度もすごい情けなくて。
夢から思い出した過去(ここからは実体験)
おれは今までいじめられてた人を見たら庇ってきた人生だったと思う。
小学校の時は山の上のクソ平和な学校でいじめとか全然なかった。
中学生になった時は世の中には意地悪な奴、敵意があるやつ、人の嫌がることを喜んでする奴とかが沢山いるんだって本当に驚いた。
入学してすぐの時は他の小学校から来たやつ複数人に結構からかわれておれ自身とても嫌な思いをした事がある。
おれ自身には人に言わなきゃまずバレないような、とあるハンディキャップがある。
それについてだね。
今ではそれをいじりと思えるかな?
いや今思ってもあれは一種のいじめだったと思うね。
当時はなんて嫌なやつらなんだって思った。
最初の最初は悪意のある人間って存在がよく分からなくて面食らったけど、その後おれはどんどん気が強くなって誰もそんな事してこなくなった。
言い返したり相手を◯す気でやり返せばどうとでもなると学んだ。
けど世の中にはそんな気の強い人ばかりじゃない。
そういう奴らは言い返してこなさそうな大人しそうな人を選んでいじめてるわけなんだよね。
そのクラスでは不登校になるやつもいた。
たしか1年中盤〜1年生が終わる頃くらいまで来なかったんじゃないかな。
その子が登校した時にみんなで(たしかクラスほぼ全員でその子の席のところに行って順番に)謝った記憶がある。
先生がクラスに言ったのは悪いことをしたと思った人は謝れみたいな言い方だったと思う。
ちょっと記憶が曖昧。
おれはその時はまだ傍観者だった。何もできなかった。
だから申し訳ないなって気持ちがあってその子に謝った。そんな人たちが大半だったのかも。
直接的に虐めてたやつはめちゃくちゃ少なかったんじゃないかな。
なにもできなかった悔しさから中学生2年くらいから高校卒業までそういう現場を見たら庇うようになった。
最初に書いたようにおれ自身そういう経験が少しだけどあってどれだけそれが辛くて悲しいかわかるから。
小学校では影薄くてインキャだった奴らが中学デビューしたのか悪ぶる調子乗ったやつが出てきた。意地悪なやつに転身するのも何人も見た。
ヤンキーとかそんな気合い入ったもんでもないところがまたダサい。お前そんなキャラじゃなかっただろうがよ。
どうした中学デビューか?
とある日の帰り道。
そんな中学デビューいじめっ子Aにいじわるされた子が泣きながら水筒を自分で壊したのを目撃した。
可哀想で見てられなくていじめてたやつに「お前なんでそんな事するの?意味不明だ」みたいなことを言って止めた。
そいつは「なんかむかつくから」っていうこれまた意味不明なことを言っていたと思う。
なんかむかつくからってなんだよって思って結構問い詰めた記憶がある。
ナヨナヨしてるからとか?とりあえず危害が加えられたとかじゃないけど彼らがいじめる理由っていうのは「なんかむかつくから」っていう理由らしい。
いじめっ子Aのキモいところはその後おれの家に電話かけてきてそのいじめの言い訳、おれは悪くないみたいなことを延々語ってきたことだと思う。
電話の相手はおれのばあちゃん(笑)
うちのばあちゃんは裁判官かよ。判決は死刑だよ。
直接おれに言えよ、ほんと気持ちわりぃなって思った。
ちなみに成人式で会った彼は全然喋らないし終始敬語だった。なんか静かな大人になってて驚いた。今後一生関わることはないつまらない人間だった。
中学生3年の時もいじめはあった。
いじめられてるのは全部別の子ね。
その子は保健室登校になってしまった。
保健室登校になるまでその子が特別何かされてるって感じはなくて、正直気付けなかった。
3年生も終わりかけてそろそろ卒業の時。
ある日せっかく保健室登校ではなくてクラスにちゃんと登校して来てくれたのにクソども2人がその子のことをすごいからかってた。
クソども2人は普段つるんでるグループのメンバーですごいガッカリした。
その子に対してなんでそんなに気持ち悪いの?なんで?みたいなことを2人で言ってダル絡みしてた。やめろよって止めた。
2人から正義感振りかざすなよ、お前には関係ないだろって言い返された。
こいつは嫌がってないよ。なあ◯◯?みたいなことも言ってたかな。
ほんとしょうもない奴らだなって思った。
当時そいつら含めて6人くらいのグループで話したり昼休み遊んでたと思う。
その2人はこの事が気に入らなかったのか、元からおれが気に入らなかったのか分からないけど、卒業時先生に渡すプレゼントを買いに行くときに俺を誘わなかった。
これはショックだったな。
俺は俺でそんな予定があるなんて知らないからみんながプレゼントを買いに行っている日は当時付き合ってた彼女とデートしていた。
とある街でデートしていてその子の髪触って(気持ち悪くてすまねぇ)イチャイチャしてたらいつもつるんでるグループとバッタリ遭遇。
おれはえ?なんであいつらだけで遊んでんの?って結構ショック受けた。
誘われてねえ。
みんなニヤニヤしながら見て降りてきてヒューヒューみたいにからかわれた。
おれはその時すごいショックを受けてグループ全員敵になってしまったと思った。
その後同じグループの2人以外のやつに聞いたら誘ったけど来なかったって言ってたよ!って教えてくれた。
さらにその2人があの後、神崎は先生のプレゼント買いに来ずに女とイチャイチャしてて最低だ!みたいに吹聴していたと教えてもらった。
本当にしょうもないなって思った。
陰険でたまげたなぁ。
その後ずっと仲悪かったとかそういうこともなくて、卒業まで一応何事もなかったように話したり休み時間遊んだりはしていたけどね。
俺の行っていた中学スクールカースト最上位のやつらはこんな程度のレベル。
だからおれは自分の出身中学校があんまり好きじゃない。
そいつのためなら命も出せるぜみたいな友達3人しかいない。
気持ちのいい奴らってのが少なかった。
もちろん親友もいるけどクソなやつがいたっていうその印象が強いからかもしれない。
だから他の中学の友人達が沢山いて良かったと今でも思ってる。
高校の時もいじめはあった。
高校の人たちはさすがにもう大人だったから言ったらその場はすぐにやめたし訳わからない逆恨みもなかった。
でも結局いじめ自体はなくならなかったけどね….高校の時の話はまた今度にするか。
いじめられる夢の考察
そんな今まで会ったいじめられっ子たちになぜかおれがいじめられた夢。
深層心理では実はおれも彼らを見下していたのかな。その罪悪感から?
それとも半端に止めるだけで、結局解決自体はできなかった罪悪感から?
厨二的発想だが圧倒的な力(暴力的強さとか)を持っていれば恐怖によって抑え込めたかもしれなかったのに….とは今でも思ってる。
これらの罪悪感から彼らから自身がいじめられる夢を見てしまったのだろうか。
彼らを庇っていたのは自分の辛い経験からといった立派な理由なんかじゃなくて、いじめっ子たちのいう正義感同様に一種のヒロイズムに酔うためだけだったのだろうか。
そんな考えが起きてすぐ、頭の中をグルグル回って冷静に分析してる自分と、酷くいじめられているのが現実で辛くて悲しくて恥ずかしいという錯覚の感情が混じってめちゃくちゃ具合が悪くなった。
と同時に当時色々あった記憶がバーっと鮮明に蘇ってきた。
色々あったはずなのに大人になると色んな記憶がどんどん薄れてしまう。
いじめっ子、いじめられっ子。
大人になった今思うと当時はなんて狭い世界で生きていたんだと思えるけど、まだまだ人生の経験が浅い大半の子供にとっては学校という世界が全てなんだよね。
逃げ道なんてないように感じてしまう。
人生経験年数が浅いから感情も振れ幅大きく動きやすいしね。
今はSNSやネットが発達しているから大丈夫かもしれないけど。
それで救われる人もいれば逆にSNSが主体のいじめもきっとあるのだろう。
動物でいじめがあるのはまだ分かる。
知性や感情でなく本能的なものだから。
残念だけど立派な知性や豊かな感情を持ってても人間はクソだからきっといじめはどんな形でもなくならない。
子供にとっては基本的に学校という狭い世界しかない。
いじめというのはその狭い世界が恐怖で支配されるとても恐ろしい行為だと思う。
なんか方向性がよくわからない話になってしまった。
「とりあえずすごい嫌な夢でやばかった。」
ただそれだけの日記。
今ではおれの人生に全く接点ないけど当時のいじめっ子、いじめられっ子みんな元気で過ごしていることを願います。
….目が覚めてからもう一回自分のブログ読んだらナンダコレってなったけどこのまま載せとこう。
大人になった今は当時みたいないじめよくない!みたいな感情も湧かず、強いて言うなら他人にあんまり関心がない大人になったと思う。
自分の親類、友人以外親しい人以外は割とどうでもいいみたいな。
そういう人間になってしまった。
最後に。
ザ・ギフトという映画を見てみるといい。
人から恨まれる生き方をするとどうなるか。そんな映画。
おわり